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              〜素人観点シリーズ〜 (1)   PS3XBOX360その性能の違いとは?                   06’7


私はプログラムや半導体の専門知識のないトーシロなので、次世代機の性能が公開されてもPCパーツ

と照らし合わせた数値上の違いしかわからない。PS3と360はCPUの数値上は同等であるが、PS3に
搭載されているCell(セル)というCPUに相当の自信を持っているようだが、バロメーターであるクロック以外の
特殊な機能だけで同性能のハードを出し抜くことができるのだろうか? 何らかの機能に偏っているの
ならば、短所がでてしまう。極端な例は3Dに強くて、2Dに弱いとか?それはないでしょうがすべての
要素において高いポテンシャルが発揮されるのなら、もっと切実な問題が出てくる。熱問題だ。暴走して
来年の夏に一斉に故障したらシャレにならないよね。高いし。でも、PS3のサイズを考えるとメーカーも
四苦八苦してるのかもしれない。うわさは聞くし。
 グラフィック以外のゲーム性に大きく影響する要素にメモリーがある。CPUAIの制御や重力、光源
処理など空間を表現する物理演算などを性能に応じてよりリアルに、より速く表現することができる。
メモリーはゲームディスクからロードしたデータをCPUに計算させるための待機場所になるが、高価な
パーツのためPS2ではDVDで3000、4000Mといったデータを扱っていたのに32Mしかメモリーが
なかった。(一回のロードで30程度のデータしか使えないといっても、ドラクエ8のフィールドはやたら広
かった。) ふたつの次世代機は512Mほどのメモリーがあるが、PS3は違う種類のメモリーが二個搭
載されている。同時に使用できるなら問題ないが、性能の異なるメモリーを同一目的のために使うことな
ど聞いたことがない。役割が決まっていて、そのためにしか使えないならば待機データは360に対し半
分になり、人物だけ表示するとして360で1000人なら、PS3は500人になるし、ブロック単位で破壊で
きる建物をつくるなら360は一回のロードでより大きく、広い建物を表示することができるのだ。
 これは至って調べたわけではない私個人の推測にすぎない。だがそのとおりだとすれば、Cellがどんな
CPUだとしても、メモリーの違いだけでゲーム機の不得手がはっきりでるため、高性能な演算処理と大
容量のブルーレイを搭載したPS3は、ハイビジョンムービーをどっさり収録したRPGやマシンパワーの
かかるシミュレーションもさっくり動くだろうが、アクションゲームの規模や爽快感は360に大きく水をあけ
られることになるだろう。しかし、売れないXBOXでしつこくゲームをだしていた一部の採算を度外視した
技術肌のソフトをつくるメーカー以外は、次世代機という土俵を得ても頭打ちのゲームしかつくらないなら、
今後日本の市場はさらに縮小していくでしょうね。